高橋晋君との付き合いは永い。藤原の郷オープンの前からなので、ざっと数えても２０年以上になる。本当に頼りになる盟友で、これまで幾度となく彼の手助けを受けた。奥州市民文士劇も彼の存在なくしてありえない。

彼の一番の美点は「やる」と決めたら全力で取り組み、しかも最高の成果を目指しぎりぎりまで踏ん張るところだ。当たり前のようでこれが一番むずかしい。たいがいの人間は自分をつい甘やかす。これだけ頑張ってもできないことは仕方ない、と中途で諦める。個人の願望や趣味であるならそれでいいが、第三者が関わっているときは許されない。ゴール目指して自分が倒れるまで走り続けなくてはならない。晋君のそういう姿を私は何度となく見てきた。そして、どんなことでも「晋君ならできる」と確信するようになった。

推薦文など一度として寄せたことのない私だが、晋君のためなら声を大にして伝えたい。心底信頼できる人間だ、と。